前回まででPCとして使用出来る様になった所までは紹介したが、さて、そーなると次の問題はこのXP-5000DXをどー使うか、って事だ。
バッテリーでも動くんだしスタイルさえ良ければそのまま持ち歩きに使ったりしたい所だけど、いかんせんその形状は据え置きで使う事を前提にしている事もあって、持ち歩きには不向きだ。
VESAマウントがあるんだから、車載アームと組み合わせて車載PCという使い方もいいかもとか思うんだが、今の改造の状態では容量があまり大きいともいえない。
それに、バックライトの明るさとか考えると、車内で昼間は見難い感じもするしねぇ。
つーことで、しばらくは仕事机の上に置いて、情報端末というか、情報掲示板か、そんな感じで使ってみる事にした。
↓これが現状の様子。
とりあえずここまでやった事を列挙しておくと以下の様になる。
・WindowsXPをSP3までセットアップ
・IE8をインストール
・PIGYソフトウェアキーボードをインストールし、スタートアップに登録
・AVG 8.5 FreeEditionをインストール
・プリンタドライバをインストール
・Real VNCをインストールし、基本的なメンテナンスは別PCからリモートで行えるようにする
・Google デスクトップをインストールし、サイドバーガジェットを表示、ガジェットアイテムとして、アナログ時計(標準)、カレンダー、天気予報、PCハードウェアモニター、WiFiチェックを組み込み
・IE8のホームページをGoogleニュースに設定してスタートアップに登録
・非常用に有線マウス、細かなタッチ作業用にDS Light用の伸縮型スタイラスを用意
Googleニュースは15分程度で常に最新のニュースを表示してくれるので、TVが使えない仕事小屋でニュースを聞き漏らさない様にするにはまぁいいのかな、とか思っている。
そして、どうせ1日つけっぱなしにしているんだから、時計とカレンダーは表示させて置けばいいだろう。
それをやるなら、一番シンプルなのはGoogleディスクトップだよな、って事でこれを導入。
天気もやっぱり知りたいわな。
特に地元、周辺地区の天気は何をするにしても重要な情報だ。
まぁその他にもGoogleディスクトップのサイドバーに余裕があるなら、他にも表示できそうなガジェットは表示させてみようって事で、Cハードウェアモニター、WiFiチェックを乗せてみた。
ネット接続するんだからウィルスチェックプログラムを入れるのは当然。
他のネット接続PCもあるんだから、基本的なメンテナンスはVNCを介して別PC(主に仕事用のメイン機)でやったほうが簡単だ。
まぁでも、指先で運用する事もあるんで、タッチパネル用のスクリーンキーボードとして使いやすいPIGYスクリーンキーボードを用意しておく。
あと、Webページとか表示する際にはプリンタの用意が必要だけど、幸いな事に我が家のプリンタは無線LANで共有出来るHPのOfficeJet7410なので、必要最低限のドライバだけインストール。
これでプリンタ本体についているメモリーカードリーダーもネットワークドライブとして認識されるので、メモリーカードリーダーいらずになる。
ネットワークドライブと言えば、ルーターに繋いでいるNASも当然ながらネットワークドライブに設定し、ストレージ的には結構な容量を確保出来ている。
とまぁ、ここまでまぁまぁないじりっぷりではあるか、と思うのだが、勿論これで満足しているわけではない。
欲を言えば、Webブラウザに頼らない形でのガジェットで固めたディスクトップってのもアリかな、と思って入るんだけど、ただまぁそこまでやるとなると、ガジェットプログラムをインストールする容量が必要になってくるしねぇ。
前々からYahoo ウィジェットは使った事があるんだけど、Yahooのサイト経由ではあまり面白いウィジェットがなかったのもあって、イマイチインストールする気になれないってのあるが、しかし今回のディスクトップ構築でAdobe AIRというシステムも面白そうだなってのも感じる所があった。
それとも、以前使った事がある「ペルソナウェア」を再び復活させようかってのもあるかもしれんが・・・。
こうしたソフトを使う場合、スケジュールやメールチェックみたいな機能はあったとしても、わしの場合、それらを使いまわすのが少々難しい環境にあったりする。
というのも、わしの個人スケジュールは基本的にGoogleカレンダーを使っているんだが、ディスクトップアクセサリやウィジェット、ガジェットで「Googleカレンダーのデータが使える」と言う場合は、そのほとんどの場合が「@google.com」ドメインで決め打ちになっている。
これに対して、わしの場合は、Googleカレンダーを使ってはいるが、Google Apps for Your Domain というサービスを使って、独自取得したドメインでGoogleのWebアプリが使えるようにしているので、当然ながらドメインも「@google.com」ではないのだ。
それ故に、Googleディスクトップのガジェットでさえも使えないものがたまにあるんで、それはそれでちと困りもんなんだが(汗)。まぁAPIが公開されているんだから、都合が悪い部分は自分で何とかしろ、ってのもあるけどねぇ・・・。
そんなわけで、今のところはWebブラウザベースの情報端末としての利用方法だけど、そのうちまた何かしら、ソフトを入れ替えたりしたらまたご紹介しましょう。