平日であるにもかかわらず、約半日かけて温水便座の取り付けなんぞをやってしまった。
まぁこれが自由業のいいところだが。

事の始まりは知り合いから「まだ使えるけどどう?」と外したままの温水便座を貰った事だった。
どうも知り合いの娘さんが新しいものを購入したので、それまで使ってたものを外し、それを知り合いの家に引き上げてきたものらしい。

型番を調べると松下電工の「クリーンシャワレ」CH714Sである事がわかった。
取扱説明書が無い、と言う事だったので、パナソニックのサイトを調べたのだが、ここでは鳥説はおろか、型番で調べても商品情報すら出てこない。

で、よくよく調べてみるとパナソニックのサイトは主に家電の情報で、この温水便座は住宅建材扱いなのでサイトが分かれていたのだ。

改めて松下電工のサイトを調べ取扱説明書のPDFファイルを発見、印刷して機能や取り付け方を調べる事にした。

するとここで、取り付けに必要な肝心な部品が2つ無い事がわかった。

一つはロータンクへの送水を分岐する為の分岐水栓、そしてもう一つは便座を便器に取り付けるための固定ボルトである。

どうやら元の便器から取り外した際に、これらの部品は新しい便座を付ける為に流用されてしまったらしい。
後からもらう人間の苦労も考えて欲しいもんだ。

さてそこで隣町のカインズホームに行き、水道栓用の分岐ソケットを1つ、水漏れ防止のシーリングテープ1巻、直径8ミリ、長さ80mmの平皿ボルトとナット、ワッシャーを2組、4mm厚の彫刻用ベニヤ(A4サイズ程度)を1枚を買ってきた。

分岐ソケットは既に壁からロータンクにつなぐ為に付けられた物と同じもので、これをつなぐ事でロータンクへの水の流れと温水便座への水の流れの2つを作る事が出来る。

ベニヤ板は適当な大きさに切って2枚合わせにして、これに穴を開けてボルトを通して便器に固定出来る様にした。

彫刻用のベニヤなので表面は多少やわから目の板が貼ってあるので、ここに穴を開けて平皿のボルトを締め付けると適度に板が押しつぶされてボルトの頭が板に押し込まれる。そこを更にカッターと紙やすりで削り込み、最終的には板の上からボルトの頭が出ないまでにする。
これを便座の裏側の固定溝にかみ合わせて固定出来る様にした。

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↑ベニヤとボルトで作った取り付け基部

続いて分岐水栓の部分。
元の止水栓をマイナスドライバで締めてロータンクへの給水を止め、アルミの蛇腹パイプを一旦外して水抜き、ここに買ってきた分岐ソケットをつなぐ。

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↑分岐ソケットを付ける前の状態

↓分岐ソケットをつけ、ホース類もつないだ状態

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が、ここで一つ問題。締め付けて固定した新しい分岐ソケットの口が壁向きで止まってしまった。

これではアルミ蛇腹パイプも温水便座のホースも付けられない。
そこでシーリングテープを多めに巻きつけ、改めて分岐ソケットを付け直し、先ほど壁を向いてしまった口を真上に向く様に調整した。

この真上に向いた口に蛇腹パイプをつなぐのだが・・・これが結構しんどい。
あのパイプって一旦曲がってしまった部分を元の直線状態に戻すのには結構な力が必要で、これがなかなか上手い具合に戻らない。
どーにかこーにか向きを直して、水漏れ防止にシーリングテープを巻きつけからナットを締めて固定する。

分岐ソケットのもう一方の口には温水便座に元々ついていたホースをつなぐのだが、実はここも問題があって。
ホースのジョイント部分はパイプの中に通す部分とパイプを外から固定する捩じ込みハンドルの2つの部品から成り立っているんだが、パイプの中に差し込む部分が若干太く、分岐ソケットの中に入らない、と言う問題があった。

ここは予め部品合わせをしてサイズが合ってないことが判っていたので、パイプ内を通す部分は紙やすりで削って細くしておいた。
元々はゴムリングがはめてあり、これで水漏れを防ぐ様になっていたのだが、付けておくと逆に分岐ソケットにはめられなくなるほどタイトなので、これは外して組み立てた。

と言うわけでどうにかこうにか組み上げてみたのがこの様子。

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流石にプロの水道屋ほど綺麗な仕事とは言いがたいが、個人でやる分にはまぁ十分なレベルでしょ。
最後に増し締めをして水漏れがしないことも確認したし。

最後にコンセントをつなげば完了、と言う段で差込が届かずに延長線を使ったのはご愛嬌。

最後に実際に便座に座って動作テスト。

おぉ、ちゃんと尻に温水が飛んでくる。実感切れ痔気味のわしにはありがたい限りだ。
ただまぁ、男だけにビデの方は試すに試せないなぁ、ってのもあったりして。

親が帰ってきたら試してもらおう。