国内携帯キャリアをフルコンプ…かな
某ニュースサイトを見て、auのスマートブックIS01が月額8円で使用出来る、と言うのを読み、少々びっくりしながらも隣町のKデンキに行って実機に触ってみた。
既に手元にある中国製iPadもどき、所謂「中華パッド」と同じAndroid ver1.6なんだが、タッチパネルの感度と言い、操作性と言い、比べ物にならん位キビキビしてる。
同じWindowsXPをインストールしてるPCでも2001年製の256MB程度のRAMを搭載したPCと2007年初頭のRAM1GBのPCとを比べる位違いをはっきり感じる。
Androidのソフトウェア開発、なんて大層な事は出来ないかもしれないけど、触ってどんなもんかを確かめる程度には必要性もある、って事で思わず買ってしまった。
さて「月額8円」の正体だが、まずIS01本体の価格が0円(!)、料金プランがシンプルEプランの誰でも割申込で780円、スマートフォン用のネット接続サービス「IS NETサービス」が月315円、ユニバーサル接続サービス料金が8円、合計1103円になるところに、auから1095円の割引負担金が付くので、結局ユニバーサル接続サービスの料金8円だけが請求される、と言う事なのだ。
もっとも、これだけでは販売店としてももうけも何もないんだろうって事でか、わしの場合は「安心ケータイサポート」と言うのを薦められた。月315円で携帯が故障した際の修理費等で特典があるそうだ。
iPhone3Gを水没させた経験が有る身としては、水没時に低額でリニューアルできるというのは非常に興味をひかれたので、結局これには加入をすることにした。
なので、月額使用料金は8+315=323円になる。
2年縛りであっても7752円の支払いで済むんだから、変な中古PDAを買うよりマシなのかもしれん(笑)。
で、件のIS01なのだが、購入早々にまずはauのSIMカード「au ICカード」は抜いた。
auとしては上記の通り通話料金やネット接続サービス基本料金では稼げない、スマートフォンはパケット通信費で稼ぐつもりなんだろう。でもまぁ、パケット通信費だって上限6000円程度で固定だけどな。
そのauの稼ぎの根源たるICカードを抜いたのだから、auからパケット通信費の請求は発生しようがない訳だ。
わっはっはだね。
IS01に関してはICカードを抜いても動作はする。
最初に起動させたときICカードがない旨注意メッセージが出るが、かまわずにOKボタンをタップすると先に進める。
この状態であってもIS01は動作するし、家の中で使う分にはWi-Fiがあるんでネット接続には困らない。
付属アプリについてはまだすべてを使い込んだわけじゃないから何とも言えないけど、mixi専用ブラウザ「mixi for SH」は正直あまり使い勝手はいいとは思わないな。Webブラウザでそのままmixiにアクセスした方がまだマシだ。
Twitterクライアント「twitSH」も1画面につぶやきが3件表示ってのは少ない感じがする。
全体的にはまだまだ感は拭えないが、とりあえずWebブラウジングとワンセグテレビは便利かな。
寝床においてのアクセスとかTV視聴にはちょうどいいかもしれん。
ちょうどロフトベッドにしてるから、今ベッドから寝ながらテレビは見れない状態なので(汗。
Skypeが今すぐ使えたらいいんだけど、残念ながらそれは11月下旬のIS03登場と同時期に発表される「Skype au」を待たないといけないらしい。
あと気になったのが意外とタイピングがしにくい事。
大き目のキーボードがあるので、と思われるかも知れないが、キーとキーの間が狭い、と言うかフラットな状態なので、わしの太い親指ではどうにも打ちにくい。
HP100LXみたいに、文字キー自体は小さくてもキーとキーの間に適度に隙間があると、ゲームパッドの様に両手持ちした際に太めの親指でもポチポチと快適に入力できるんだが。
また文字入力に際して、どんな状況でも日本語入力が優先されるのがデフォルトなのも気になるところ。
特に購入初期は設定しなきゃならん項目がいくつもあるってのに、例えばメールアドレスやURLを入力するような場所でも日本語入力が先に出てくるのはどーなんだろう。せめて入力する項目に応じて自動的に日/英で切り替わってほしいもんだけど。
操作性で言えば意外と使えるのがトラックボール。タッチパネルのスクロールよりトラックボールを回した方がスクロールは楽だと思った。メニュー選択等でもトラックボールで項目を移動し、上から押し込んで決定、としているから指先の移動が少なくて済む。これはいい点だと思う。
フロント、バックのカメラはいずれもCMOSセンサー式のカメラなので、動く被写体の撮影は苦手だ。この点は携帯カメラに通じるものがある。あくまでメモとかWebカメラとして割り切るしかない。
標準で4GBのmicroSDカードが付属するが、更に今回は販売店特典として2GBのmicroSDもおまけで貰った。
4GBの方はアダプタをかませてデジカメ用に使わせてもらい、IS01には2GBの方を入れておく事にする。
microSDカードの取り外しが簡便に出来るなら4GBもいいんだけど、如何せんバッテリを外さないとmicroSDの抜き差しが出来ない、ってのはねぇ。これでは単に記憶容量を増やせるようにしただけだ。本体サイドにスロットを設けて、起動中にいつでも自由に抜き差し出来るようにして欲しかったな。
この他にもAndroidマーケットでまだ使ってみたいアプリが見つかってないってのもあって、本当にこれからって感じばかりが大きいのだが、しかし折角手に入れた「まともに使えるAndroid端末」だから遊べるだけ遊んでみたい。
しかし、これでわしも国内の携帯キャリアの殆どの会社と契約をしたことになる事を、先日友人から指摘されて気が付いた。
わしの携帯遍歴はIDOの携帯電話から始まった。当時はまだアナログ式の電話でわしが使ってたのは単3電池4本で動く携帯だった。
神奈川から東京に仕事で通っている当時はこれを使ってたが、やがて千葉に引っ越し、都内への通勤する会社を辞めて千葉市内の会社に勤める様になってTu-Kaを使い、家電量販店に勤める辺りからDoCoMoとDDIポケットのエッジカードの二刀流になる。
エッジカードはほどなく料金滞納で強制解約となりその後はDoCoMo一本で使い続けた。途中PDC携帯からFOMAに代わり、何をとち狂ったかM1000なんてスマートフォンにも手をだし、しかし使い勝手の悪さ+音質の悪さ(とにかく聞き取りにくい程のノイズが入る)為再び普通のFOMA携帯に。一時期
は2回線契約なんかもして、しかし必要性が減ったので解約して、そして家族通話を安くする為に家族全員ソフトバンク携帯を持つようになり、X01HTをDoCoMo携帯と併用してたりもし、そしてiPhoneが出た時に、X01HTをiPhone3Gに変更しDoCoMoは解約してMNPしてソフトバンクに一本化して、今回とうとうauにも手を出した次第、と言う訳だ。
この間にイーモバイルの端末は既に初号機が2年を超えて現在はPocket Wi-Fiを使っている状態。教室用にWi-MAX端末もあったりして、更に携帯以前には東京テレメッセージのポケットベルも使ってた。ごく短期間だがウィルコムのPHSカードも持ってたりした。
うーむ、こう羅列してみると、国内の通信会社のかなりの数と契約をしてる/してたことになるな、わし。
契約してない所を思い出す方が一苦労だが、自分でも思いつく未契約キャリアと言えばNTTパーソナルと日本通信位のものだ。
次は何処と契約するんだろ、わし(笑。
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