まずは写真をご覧あれ。
ソフトバンクのスマートフォン005SHであるが、4/18の朝から
「圏外状態が一定期間経過したため、ロックされました。
電波の届くところへ移動してください。」
という表示が出てしまい、一切の操作が出来なくなってしまった。
この端末、2か月位前に近隣のリサイクルショップで購入した中古品。ソフトバンクとの契約はしないまま、Wi-Fiのみで利用していた物である。
ただ、Wi-Fiでの利用も少々問題があって、特にアクセスポイントの掴みが安定しない、という大きな問題があった。
我が家の無線LANアクセスポイントはSSIDをステルスにしているのだが、スリープの間が少々長いと登録してあったにもかかわらずステルスのSSIDを忘れてしまい(!)、再度SSID、セキュリティ設定、パスワードの入力をしてやらんと接続出来ないという厄介な問題を抱えていた。
この件については先日ソフトバンクからソフトウェアアップデートがあったというニュースを聞き及んでおり、それをすれば改善出来るんじゃないか、って期待があり、しかしそのアップデートが3G回線経由のみでしか利用出来ないという事だったので、その点についてもソフトバンクショップに相談しようと思ってた矢先のこの状況である。
電源オフで再起動しても状態は改善せず、さてどーしたものかと思い、上記の件もあってソフトバンクショップに持ち込んで相談する事にした。
そこで分かった事は、この状態は端末自体にあらかじめ仕込んであるもので、ショップの人間ははっきりそうだとは言わなかったけれど”本人の物ではない端末”についての利用を制限する為の措置、という事らしい。
具体的に言えば『盗品』についての対策、って事かしら。
所謂「赤ロム」とかそーいう問題でもないらしい。
で、これが元々自分でソフトバンクと契約して購入した端末であれば、割賦の残債を清算した後に「機能制限解除」の手続きをすれば、解約後であっても制限なく利用する事が出来るのだそうだが、今わしが持っている005SHは中古品を購入したもの、という事もあって、前所有者が誰なのかがはっきり言って判らん状態(ショップ側は判ってるんだろうけど、だからってそれをわしには教えてはくれんわな)。
当然残債の有無も判らんし、判った所でそれを払う義理もないわな。
それ故に上記の「機能制限解除」には応じてもらえない様だ。
ちなみにショップの店員の口からはこの話は一切出ず、ソフトバンクのスマートフォン用SIMを何らかの形で用意して、それでロックを解除する方法しか提案されなかった。まぁショップの店員でもこの「機能制限解除」については知らない店員もままいるそうだけど、今回対応してくれた店員は制服の襟章に銀星が2つのシニアアドバイザーなので、多少はこうした情報にも精通してると思われるので、その店員が提示しないって事はそれなりに意図があってのことだろう。
さてまぁしかし、こーなるとソフバンスマホ用のSIMがないと話にならん、って事になる訳だが、如何せん周囲にソフバンスマホユーザーがいないという有様なので、そうそう簡単にロックを解除する事は出来なさそうだ。
ソフトバンクの携帯やスマホって一頃「飛ばし」だなんだって随分と悪用された様だけど、その為の対策なのかしらね。
でも善意の第三者の手に渡った物にまで影響が出る対策ってのは、些か度が過ぎているんじゃないでしょうかね。
auの様に端末毎にロックがかかっている方式の方が、まだ始末がいいかと思うのですが。
所でこの話をTwitterで呟いたところ、短時間に6件のリツィートと2件のお気に入り登録をいただいた。
結構みなさん、注目している内容なんでしょうか。